カリフォルニアの風

サンフランシスコ日本語補習校通信

平成20年度(2008年度) 第3号

2008年6月7日()

小学部サンノゼ校運動会を終えて

サンフランシスコ日本語補習校 校長 植木 進策

新年度が始まり2ヶ月がたち、小学部サンノゼ校で本校の大きな行事である運動会が開催されました。このアメリカで、日本式の運動会を開催するということは、なかなか大変なことで、まず、借用校やディストリクトの理解を得て実施の許可をもらうことが必要です。大きな芝生のある運動場は現地校も大切にしているところで、今回は、「芝生の上に敷物はしかないように。」とのお話がありました。永年借りているところで、来年も借りることが出来るよう、注意の徹底をお願いしていたところですが、当日は、私の見る限り、全ての人が敷物をしかないで応援などをしておられました。感謝すると共に、正直、ホッとした思いでした。今日の日を迎えるまでを振り返ってみると、4月の始業式が始まった日から先生と保護者会との準備が始まり、それぞれが連携をとりながら細かい計画に従っての道具、品物の調達と、ボランティアの方との調整と多くのことがらを処理しながら、当日を迎えました。朝は6時30分から、借用校のカストウディアンに校門を開けてもらい、早出の先生と保護者会やボランティアのみなさんとの準備が始まります。事前に保管倉庫からトラックに乗せていた運動会グッズを降ろし、まずはライン引き、そしてテント張り、本部の設置、放送設備の組み立てと続きます。この時分になると、早い人が来られ、色々と手伝っていただきます。そしていよいよ子ども達の入場です。(そのころには、トラックの周りにサンノゼ独特の色とりどりのビーチパラソルが開きます。)幼稚部も含めた開会式から始まった運動会は、周りからの大声援を受けながらスムーズに競技が進行し、玉入れ、綱引き、騎馬戦、そして最後までもつれ込んだ紅白の勝敗も最後の競技種目の紅白対抗リレーで今年はみごと紅組の勝利で幕を下ろしました。今年の小学部サンノゼ校の運動会は周りからの苦情もなく、子ども達の熱心な競技や演技と共に、保護者の皆さまの節度ある応援の下、大成功のうちに終わりました。この運動会を成功させるためにご協力いただきました保護者会の皆さま、ボランティアの皆さま、そして、当日会場設営、後片付け等にご協力いただきました皆さまに心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。そして先生方、お疲れ様でした。そして忘れてはならないのが、医療ボランティアとして来ていただきました安藤晴一郎先生です。先生にはお忙しいところお願いし、医療ボランティアとして来ていただきました。先生がおられるお陰で子ども達も思いっきりプレーができ、また、先生方も安心して子ども達に指導ができること大であったと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。

さて、来週はいよいよ、小学部サンフランシスコ校の運動会です。サンフランシスコ校の運動会会場は、太平洋を間近に見下ろす景色の良いところにあります。サンノゼの暑さの心配とは逆に寒さの心配をする運動会になりますが、サンノゼ校に勝るとも劣らない子ども達に記憶に残る運動会になるものと期待しております。これまで準備をされています保護者の皆さま、そして先生方、忙しい中での運動会の準備になりますがよろしくお願いいたします。

話は変わりますが、先日は保護者参観に来ていただきありがとうございました。教職員一同、この限られた環境の中で今年度も精一杯努力していく所存ですのでご協力ご支援をよろしくお願いいたします。ここに、参観をされました方の感想をいくつかご紹介いたします。

「私自身も帰国子女で、苦労しながら補習校に通った経験がありますが、今では(私を)続けさせた親に感謝しています。今のところ、娘は楽しそうに通っています。」

『短時間で教科書の最初の「たんぽぽさんって・・・・」の詩を暗唱させるのは親にも大変だと思っていましたが、やれば出来るものだと感心しました。』

「漢字のレベルを上げる為、日々どのように練習させるかとても悩んでいます。母のレベルを上げないといけないなと反省と共に努力をしています。」

小、中学生共に悩みは変わりますが、保護者の方の理解と支えが絶対必要です。よろしくお願いいたします。